失敗も、挑戦も、成長につながる
仕事をしていれば、誰にでも失敗はあります。
大切なのは、その経験を次にどうつなげるか。
部下を育てる立場となった3人の課長と社長が、失敗への向き合い方や、これから入ってくる若い社員にどのように成長してほしいのかを語ります。
課長としてどう向き合う?
インタビュアー
仕事をしていれば、誰でもミスや失敗をすることがありますよね。
特に若い社員や新人が失敗したとき、課長という立場では、どんなふうに向き合っていますか?
S.K課長

ただ、そのときに「なぜ失敗したのか」「次に同じことを起こさないためにはどうしたらいいのか」ということは、きちんと考えてもらいます。
一度失敗したことに対して対策を考えて、次は同じ失敗をしない。
そこは大切にしていますね。
インタビュアー
失敗そのものを責めるというより、失敗した後にどうするかを大切にしているということですね。
S.S課長
そうですね。私は、失敗も成長するための経験のひとつだと思っています。
人って、失敗したことで初めて気づくこともありますよね。
特に新人や若い人には、失敗することを恐れて、何もチャレンジできなくなるようにはなってほしくないと思っています。
インタビュアー
「失敗しないこと」よりも、「挑戦すること」を大切にしてほしい?
S.S課長
そうですね。
もちろん、大きな失敗にならないように、上司やリーダーがフォローすることは必要です。
でも、小さな失敗だったら経験してもいいと思うんです。
そこで「なぜうまくいかなかったのか」を考えたり、失敗した後にどう立て直すかを経験したりする。
そういうことも、その人が成長していく過程では必要なんじゃないかなと思います。
インタビュアー
Y.M課長はどうですか?
Y.M課長
私も、失敗は誰にでもあるものだと思っています。自分自身もミスをしますからね。
大事なのは、失敗した本人が、その後どう向き合っていくかだと思います。
だから、本人だけに任せるのではなくて、上司としてフォローできるところはフォローしたいですね。
インタビュアー
一緒に原因や対策を考えていくということですか?
Y.M課長

私の仕事では品質に関わることもありますから、何か問題が起きたときには、「二度と同じことが起きないようにするにはどうするか」という対策が必要になります。
それを部下と一緒に考えていく。
失敗したことだけを見るのではなくて、その経験を次にどうつなげるかが大事だと思っています。
インタビュアー
3人に共通しているのは、失敗を「そこで終わり」にしないことですね。
失敗した原因を考える。
次に同じことを繰り返さないための方法を考える。
そして、上司や周りの人がフォローしながら、次のチャレンジにつなげていく。
失敗しない人を育てるのではなく、失敗から学び、次に進める人を育てる。
それが、アイテックの人を育てる考え方なのかもしれません。

どう育ってほしい?
インタビュアー
これからアイテックに入ってくる若い社員には、どんなふうに育ってほしいですか?
S.K課長

人には良いところもあれば、まだできないところもあると思うんです。
自分自身と向き合いながら、良いところは伸ばしていく。できないところは少しずつ改善していく。
仕事をすることが、その人自身の成長につながっていってほしいと思います。
インタビュアー
前のテーマで話した「失敗しても、そこから学べばいい」という考え方ともつながりますね。
S.K課長
そうだと思います。
何かにチャレンジして、それでうまくいかなかったとしても、「やろうとしたんだろう」というところは見てあげたい。
やりもしないより、まずやってみる。
もちろん大きな失敗にならないように周りはフォローしますけど、チャレンジした上での失敗なら、そこからまた頑張ればいいと思っています。
S.S課長

だから、いろいろな仕事を経験してみてもいいと思うんです。
「この仕事をやってみたい」というものがあればチャレンジしてみる。
そこで自分の良さが花開くかもしれないし、もし違ったとしても、じゃあ次は別のことにチャレンジしてみよう、と。
そうやって自分に合った仕事を見つけていくのもいいと思います。
インタビュアー
一つの仕事だけではなく、いろいろ経験する中で適性を見つけていくということですね。
S.S課長
そうですね。
会社の中にはいろいろな仕事がありますから、実際に経験してみないと分からないこともあります。
本人から「これをやってみたい」という声が出てくるのもいいですよね。
社長
今の若い人たちは、私たちとは育ってきた時代も環境も違います。
昔はなかったものが、今は最初から当たり前にある。でも、それは悪いことではないんですよね。
私たちが苦労して覚えたことでも、今の世代は出来上がったものがあるところからスタートできる。
だったら、そこから先に何ができるのか。
そういう若い人たちが入ってきて、どう育っていくのかということは、会社としても大事だと思っています。
インタビュアー
昔と同じ育て方を、そのまま今の若い人たちに当てはめるわけではない?
社長
そうですね。
世代が違えばギャップはあります。
だからこそ、時代と向き合いながら、会社としてどう導いていくのかを考えていかなければならないと思います。
インタビュアー
Y.M課長は、どんな人に育ってほしいですか?
Y.M課長
私は、「たくましく育ってほしい」という気持ちがありますね。
仕事をしていれば大変なこともありますし、社会に出ればいろいろなことがあります。
苦しい時にも頑張れるとか、人との関係をきちんと築いていけるとか、そういう力も身につけてほしいと思います。
自分がこれまで経験してきた中で教えられることは、若い人たちに伝えていきたいですね。
インタビュアー
その中で「アイテックは家族的な会社」という話もありましたね。
Y.M課長

家族的な会社だからこそ、家族的な立場というか、愛情を持って接していければいいと思っています。
もちろん子どもを育てるということではありませんけど、ただ仕事を教えるだけではなく、その人自身の成長を考えて接していきたい。
これからは、自分たちより下の世代が会社を引っ張っていかなければならないわけですから。
これから入ってくる人も、今いる若い社員も、社内の仕事だけではなく、お客様とのやり取りなども含めていろいろな経験をして、できることを増やしていってほしいですね。
インタビュアー
今日の話を聞いていると、アイテックが若い社員に求めているのは、最初から何でもできることではなさそうですね。
まず、やってみる。
失敗したら、そこから学ぶ。
いろいろな仕事を経験して、自分の得意なことを見つける。
そして、困った時には先輩や上司が支える。
社長が話したように、時代が変われば、若い人たちの考え方も働き方も変わっていきます。
だから、若い社員だけが会社に合わせるのではなく、会社も新しい世代と向き合いながら変わっていく。
一人ひとりの良さを伸ばしながら、次のアイテックを担う人へ。
そんな成長を、社長と3人の課長は期待しています。
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